執念のトメ加工

玄関の框です
作業場で、確認のために仮に組んでみます。

タイミングよく、親方の作業中を見ることができました。

框のトメ。
外見ではわからない細工が施されています。
このような2つの部材が組み合わさり、L型の框になります。
このような加工が施されているなんて、出来上がりからは想像もできません。

現場では、さらにこんなに狭い部分にも…トメ。

また次は、傾斜になった部材同士の…トメ。
緻密な計算と職人技で、段差を感じない床の仕上がりとなります。
床材と壁面の間に“巾木”という建材を施工するのですが、
その巾木にも執念が感じられました。
現場で、丸ノコという電動工具を使って、小さな巾木を作り、はめ込んでいきます。
巾木が斜め45°の仕上がりとなりました。

どれも言われないと気づかないところなのかもしれないですが、親方のこだわりがあるようです。

可西大工

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